医療顧問の東京大学名誉教授（神経内科学）辻省次先生たちの研究グループにより、多系統萎縮症に対する医師主導治験（第２相試験）で良好な結果が得られたとして発表がありました。

【記者会見】神経難病、多系統萎縮症に対する世界初の治療法開発
東大病院 2023年4月14日 プレスリリース（PDFは本ページ内に添付）
英国誌eClinicalMedicine誌の論文掲載はコチラ（PDFは本ページ内に添付）

朝日新聞の取材を受け、中村会長がコメントしました。
難病「多系統萎縮症」に一定の効果　進行抑える世界初の薬開発に一歩
医療サイト 朝日新聞アピタル 2023年4月14日 17時00分 田村建二記者
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中村会長コメント（記事引用）
「病気の進行を抑えて自立歩行など、自身の力でできる期間が少しでも延びれば、それだけ生活の質は大きく上がる。治療薬の実現は私たちの最大の願いで、承認に向けたこれからの進展に期待したい」
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【注意喚起】（記事引用）
ユビキノールは、すでにサプリメントとして市販されている。研究チームの辻省次・東大名誉教授（神経内科学）曰く「今回使った用量は、サプリとして一般的に利用されている量よりもはるかに多く、自己判断で飲むのは避けてほしい。きちんとした医薬品として適正に使えるよう、正式承認に向けて研究を続けたい」という。
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多系統萎縮症 活性酸素抑える物質で進行遅らせる効果 東大など
NHKニュース　2023年4月14日 17時14分
多系統萎縮症の進行抑制　東大、コエンザイムQ10で
YAHOOニュース 2023年4月14日 17時27分 （共同通信）
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正式承認に向けて当会やSCD・MSA全国患者連絡協議会（患者会の全国組織）でも厚労省等に働きかけを行う予定です。応援よろしくお願いします。